SMAPの木村拓哉さん主演の「HERO」の最終回が、9月22日に放送されました。

最終回の平均視聴率は22.9%、全11回の平均視聴率は21.3%で今年のゴールデンプライムタイム枠の連続ドラマで最高視聴率を記録しました。

最終回で瞬間最高を記録したのは、木村拓哉演じる久利生公平が南雲被告の裁判で、証人の井上順扮する国分が15年前の真実について告白を終え、「検察からは以上です」と久利生が発言を終えるクライマックスシーンで、25.3%だった。

この法廷のシーンでは木村拓哉演じる久利生公平が、ほぼ一人でしゃべりっぱなしという内容だったが、この最終回の台本が出来上がったのは7月26日・27日に生放送されたフジテレビ27時間テレビの2、3日前で、収録が27時間テレビのすぐ後だったそうだ。

にもかかわらず、木村拓哉さんはリハーサルから1回もNGを出さずにパーフェクトに演じきった。

共演者で馬場検事役の吉田羊さんが、「これはすごいと思って『木村さん、これ、いつ覚えたんですか?』と聞いたら、『27時間テレビの「ちびまる子ちゃん」の時、休んでたからね』とおっしゃったんですよ」と、自身が出演された『ライオンのごきげんよう』で明かしてくれました。

ちびまる子ちゃんは、あの中居君が失神寸前だったSMAPノンストップライブの直前である。

テレビで「HERO」を見て、役者としての木村拓哉さんのすごさに驚かされます。

さて、ここでこのヒット作「HERO」を数秘的に観てみましょう。

タイトル「HERO」は数値化すると「1」となります。

木村拓哉さんの総画数も28画で、単数化すると「1」となります。

まさに木村拓哉さんは「HERO」そのものです。

木村拓哉さんの生年月日は1972年11月13日で、生年の1972年は単数化すると1数年です。

さらに木村さんが演じた、久利生公平の総画数は24画で、単数化すると「6」となります。

「HERO」「木村拓哉」「1972年」の「1」と、「久利生公平」の「6」はお互いに呼び合う数字で、1・6水局といって化学反応を起こす組み合わせです。

最初のシリーズが放送された2001年は、「1」と「4」という数字に負の要素がありました。

「木村拓哉」さんも「HERO」も決して良い年回りでは無かったのですが、久利生公平という主人公のおかげで、良い方向へ爆発的に化学反応を起こし転換してしまいました。

また、当時のヒロイン役「松たか子」さん演じる「雨宮舞子」も同様で、松たか子さんの生年月日1977年6月10日は、2001年の負の数字である「4」なのですが、「松たか子」「雨宮舞子」共に総画数が9となり、4・9金局という化学反応を起こしていました。

一方、今回のヒロイン役北川景子さんの生年月日は1986年8月22日で、単数化すると9になり、今年は良い年とは言えません。

北川さんが演じた麻木千佳は、総画数26画で、単数化すると8となります。

9と8は呼び合わず、化学反応も起こしません。

北川さんの役名を総画数が4になる名前にすべきだったのです。

今回の「HERO」が前回ほどのインパクトを残せなかったのも、数の組み合わせが原因なのかもしれません。