9月27日で最終回となる朝の連続テレビ小説「花子とアン」に変わって、29日から放送される新番組は「マッサン」である。

「マッサン」とは、主人公・玉山鉄二演じる亀山政春の愛称である。

大正9年(1920年)、マッサンこと亀山政春は、スコットランドでの2年の修業を終え、ウイスキー製造の本場の技術を身につけ帰国します。

帰国の際には、スコットランド人の嫁さんエリーも連れていました。

マッサンの実家は代々酒造りのを営む日本酒の酒蔵で、実家では外国人の嫁さんに大反対!

さらに世の中は大不況となり、ウイスキー製造計画は頓挫し、失業してしまう。

一方のエリーも、外国人の嫁は歓迎されず、文化の違いに翻弄されつつも、日本の「おもてなしの心」を知り、マッサンを支え続けます。

そんな時、ワイン事業で大成功した事業家に、日本初のウイスキー蒸留所の工場長として招かれたが、苦労の末に完成した国産ウイスキーはまったく売れません。

昭和に入り独立したマッサンは、北海道余市へとエリーと渡り、ゼロからウイスキーづくりに挑戦します。

太平洋戦争の厳しい時代を生き抜き、成功していくまでの二人の人生を描いた作品となっています。

マッサンのモデルとなったのは、「日本ウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝で、スコットランド人妻のリタとの人生原型となっている。

さて、この放送開始前の「マッサン」を数秘的に観てみましょう。

モデルとなった人物、竹鶴政孝は1894年6月20日生まれで、実際に「マッサン」と呼ばれていたそうである。

竹鶴は画数27画で、単数化すると9、名前の政孝は16画で、単数化すると7となり、フルネームの総画数は43画でこれも7となる。

名前の政孝をもじった呼び名「マッサン」は、言霊数では61で、単数化するとこれも7となり、政孝=マッサンであることがこのことからもわかります。

さて、マッサンを演じる玉山鉄二さんは、1980年4月7日生まれの現在34歳。

玉山=8画、鉄二=15/6画、総画数23/5画で、あまり竹鶴政孝氏との呼び合いがありません。

生年月日も全部足して単数化した数字が、竹鶴政孝は3、玉山鉄二は2と、縁のない数字となっています。

一方、ヒロインのエリー役を演じるシャーロット・ケイトフォックスの生年月日は、1985年8月14日で現在29歳。

モデルとなった竹鶴リタの生年月日は1896年12月14日。

シャーロット・ケイト・フォックスの誕生日全部足して単数化した数は9、竹鶴リタは5となり、こちらも縁が無い数となっています。

同じ14日生まれは共通していますから、海外からやってきて日本で苦労するところは共通しますが・・・・・。

数からみた、「マッサン」は玉山鉄二のはまり役にはならなさそうです。

同様にヒロインもはまり役とはならないでしょうから、今回の作品は「花子とアン」同様、そこそこどまりといったところでしょうか。